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SKE48の1期生として活躍し、卒業後は俳優・作家として歩んできた松井玲奈さん。愛知県豊橋市の出身ですが、どこの高校に通い、どんな高校生活を送っていたのか気になる方も多いのではないでしょうか。
松井玲奈さんの高校の校名は公表されていませんが、本人は「資格を取れる高校」へ進み、SKE48の活動を続けるなかで在学中に高校が変わったと語っています。
大学には進学しておらず、新聞の人生相談では「最終学歴は高卒」と自分の言葉で明かしました。
この記事では、松井玲奈さんの高校について、本人の発言と報道で確認できたことを整理します。
目次
松井玲奈の高校はどこ?校名は非公表で在学中に高校が変わった
- 校名は公表されていない
- 親の条件は資格が取れる高校
- 演劇部では劇を作る側に
- 人と話せなかった高校生活
まずは、高校の校名について分かっていることと、進学の理由、学校での様子を見ていきます。
校名は公表されていない
松井玲奈さんは1991年7月27日生まれ、愛知県豊橋市出身の俳優・作家です。2008年7月にSKE48のオープニングメンバーオーディションに合格して芸能界に入り、2015年8月にグループを卒業しました。2019年には小説集『カモフラージュ』を出し、作家としてもデビューしました。
その松井さんが通った高校の名前は、本人からも所属事務所からも公表されていません。所属事務所の公式プロフィールに載っているのは、生年月日、身長、出身地、血液型といった項目で、学歴の欄はありませんでした。
高校について分かっていることを、先に一覧にしておきます。
| 高校の校名 | 公表されていない |
| 進学の決め手 | 両親の条件が「資格を取れる高校」 |
| 在学中の変化 | アイドル活動を続けるなかで高校が変わった |
| 部活 | 演劇部(劇を作る側も担当) |
| SKE48合格 | 2008年7月31日(高校在学中) |
| 卒業 | 卒業している |
| 大学 | 進学していない(最終学歴は高卒) |
インターネット上では、地元にある特定の高校の名前を挙げる記事が数多く見られます。ただ、たどっていくと根拠は掲示板やSNSの書き込みで、校名を挙げている記事のなかにも、本人は出身高校を明らかにしていないと断り書きを入れているものがあります。
もう一つ、校名を一つに決められない事情があります。あとで詳しく触れますが、松井さんはインタビューで、アイドル活動を続けるなかで高校が変わったと語りました。入学した高校と卒業した高校が別ということになり、どちらの名前も本人の口からは出ていません。
この記事では、裏付けの取れない校名や偏差値は紹介せず、本人が語った高校時代の話を中心にお伝えします。
手掛かりとして本人が明かしているのは、進学先が「資格を取れる高校」だったこと、演劇部に入っていたこと、そしてSKE48の活動と並行して通っていたことです。校名が分からなくても、どんな高校生活だったのかはかなり具体的に追うことができます。
話の出どころは一つではありません。SKE48に在籍していた2010年から2014年の公式ブログ、卒業後の2018年と2022年のイベント、2024年の新聞の人生相談、そして2026年7月に公開されたインタビューと、長い期間にわたって少しずつ明かされてきました。
なかでも2026年7月のインタビューは、高校を選んだ理由からSKE48への応募、在学中に高校が変わったことまでを本人がまとめて語った内容で、高校時代を知るうえで欠かせません。
なお、出身地の豊橋市との関わりは公になっています。2016年8月には市制110周年の記念式典で「豊橋ふるさと大使」など3つの大使を任され、地元の新聞でも豊橋市出身の俳優として紹介されました。出身地は隠していない一方で、学校名だけは伏せているという形です。
親の条件は資格が取れる高校
松井さんがその高校を選んだのは、両親との約束があったからです。2026年7月に公開されたインタビューで、進学の経緯を詳しく語りました。
子どもの頃からお芝居がしたかった松井さんは、東京でお芝居の勉強がしたいと両親に伝えます。ところが「さすがに将来が心配だから」と反対され、何度もぶつかったそうです。
話し合いの末に両親から出されたのが、「資格を取れる高校に進学し、無事に卒業できたら芸能の道に進んでいい」という条件でした。
松井さんはこの条件を受け入れます。自分のことを「ある意味で頑固な子どもでした」と話す松井さんですが、夢のためならと腹をくくったようです。「やりたいことのためなら、どんなミッションでも乗り越えてやる、という思いで必死に勉強して資格を取りました」と振り返りました。
実際にどんな資格を持っているのかは、SKE48時代の公式ブログで本人が答えています。2012年1月、ファンからの質問に「習字、珠算、情報処理、電卓、ワープロ、商業英語、簿記、剣道。」と8つを並べ、「内訳は細かいから割愛で!」と書き添えました。
質問は、テレビ番組に出演した際に話していた資格を教えてほしいというものでした。8つのうち剣道は中学の部活で始めたもので、残りの多くは事務や経理の仕事に役立つ分野です。
両親との約束どおり、資格をいくつも取っていたことが分かります。2011年9月にCM撮影の合間に取材を受けた際も、パソコンの話題になると「私、情報処理の検定持ってます」と特技として明かしていました。
インターネット上には資格の級や学科名まで書いた記事もありますが、本人が公にしているのは資格の種類までです。ここでは、本人が挙げた範囲にとどめておきます。
両親が出した条件は、芸能の道に進む前に手に職をつけておいてほしいという親心だったのでしょう。松井さんは同じインタビューで、やりたいことのために順序を立てて課題を一つずつクリアしていく進め方を「親から学んだ大きな知恵」と表現しています。
演劇部では劇を作る側に
高校での部活は演劇部でした。きっかけは中学生の頃にさかのぼります。
2026年3月のラジオ番組で、松井さんは「お芝居を好きになったきっかけは、中学生の頃に、母が好きな宝塚の舞台と、藤原竜也さんが出演されている舞台を映像で見たんです」と話しました。「舞台の世界って面白いって思いました。その気持ちのまま、高校で演劇部に入りました」と続けています。
中学では剣道部に入っていたので、演劇部を選んだのは高校からということになります。
演劇部では舞台に立つだけでなく、劇を「作る側」も担当していました。
2014年8月の公式ブログには、「高校時代は演劇部で劇を作る側をしていたんですが、音楽や本の構成を考えている時間がとても充実していたし、読んでいる時、バチっと音と台詞が合うと鳥肌が立ちました」と書いています。朗読劇『星の王子様』を上演した日の記事で、舞台に立ちながら高校時代の感覚を思い出していたようです。
2010年11月には、NHKのドラマ『中学生日記』に、演劇部の卒業生で高校生という役で出演しました。このとき「高校時代、演劇部に所属していて“演出”を担当したこともあるので、今回の“演劇部の先輩”という役柄にはすんなり入ることができました」とコメントしています。
演じる側としての思い出もあります。2020年の文春オンラインの記事によると、松井さんが演技に目覚めたのは高校の文化祭での演劇部の公演でした。そのときの役は「普段はぶりっこだけど、ゴキブリを見ると感情が爆発して凶暴になる女の子」だったそうです。
同じ記事では、SKE48に入る前に劇団に所属していたことも紹介されています。2015年に公開されたSKE48のドキュメンタリー映画のインタビューで、本人が明かした話です。
子どもの頃から学芸会では率先して「やりたい!」と手を挙げるタイプだったと、2014年のインタビューでも語っています。高校の演劇部は、役者になりたいという思いを形にする最初の場所だったといえそうです。
人と話せなかった高校生活
演劇部で充実した時間を過ごす一方で、教室での松井さんは決して活発なタイプではありませんでした。
2022年8月、ドラマ『少年のアビス』の完成披露イベントで高校生の頃の悩みを聞かれた松井さんは、「思春期真っ只中で、人とコミュニケーションが取れなかった」と打ち明けました。クラスメイトに声をかけてもらっても、首を振ることでしか返事ができなかったそうです。
続けて「そんな暗い高校生活を送っていたんですけど、その歳で芸能界に入ったので、周りからはすごく驚かれました」と振り返りました。
このドラマで松井さんが演じたのは、高校生の主人公の担任の先生でした。作品については「当時、自分が抱えていた感情に近い感じがして、すごく共感しました」と話しており、自分の高校時代を重ねていたことが分かります。
学生時代の孤独感については、2019年1月のインタビューでも語っています。「ひとりで殻の中にこもっているような女の子でした」と当時の自分を表現し、「しょうがないから学校に行くけれど、別に学校にいたいわけではなくて」とも話しました。
同じインタビューでは、「学生の頃って、誰かと一緒にいないと不安な人が多いと思うんですけど、私はそういうのが全然なかったんです」とも語っています。
やりたいことは別にあるのに、どうしてここにいるのだろう。そんな違和感をずっと抱えていたといいます。芸能の道に進みたい気持ちと、まずは高校を卒業するという約束のあいだで、気持ちの置き場がなかったのかもしれません。
勉強への向き合い方も、松井さんらしいものでした。2021年のインタビューでは「好きな国語と社会と理科だけ頑張って、あとのテストは捨てた、みたいな高校時代でした(笑)。不真面目です」と笑っています。
国語は絶対に100点を取りたいけれど、嫌いな英語は0点でも構わない。全体で平均点を超えていれば赤点ではない、という考え方だったそうです。好きなものにだけ熱量を注ぐ姿勢は、のちに小説を書くようになった松井さんの原点にも見えます。
松井玲奈の高校時代とSKE48|大学に進まず芸能の道へ
- 内緒で履歴書を送り合格
- 活動を続けるため高校が変わった
- 大学へ進まず最終学歴は高卒
- 高校生に伝えた進路の考え方
- 松井玲奈の高校まとめ
ここからは、高校在学中に始まったSKE48の活動と、卒業後の進路について見ていきます。
内緒で履歴書を送り合格
両親との約束は、高校を卒業できたら芸能の道に進んでいいというものでした。けれども、松井さんは卒業を待ちませんでした。
インタビューでは、当時の気持ちを「夢を叶えるためには少しでも早く行動した方がいい」と説明しています。
そして「高校在学中に両親に内緒で事務所に履歴書を送ったんです」と明かしました。
結果は合格でした。本人は「とんとん拍子でオーディションも通過して、SKE48としての活動の始まりでした」と振り返っています。両親は「まさか受かるわけがない」と高を括っていたようで、思わぬ展開に驚いていたそうです。
SKE48のオープニングメンバーオーディションに合格したのは、2008年7月31日のことです。1991年7月生まれの松井さんにとって、2008年の夏は高校2年生の学年にあたります。
スカウトではなく自分で応募したことは、SKE48時代のブログでも明言しています。2010年4月、ファンからの質問に「スカウトではなく、オーディション受けて合格しました」と答えました。
同じ日のブログでは、もしSKE48に入っていなかったらという質問に「芸能に関われるように動いていたと思います。これは昔からの夢、譲れない夢なんです」と書いています。2012年1月にも同じ趣旨の質問に「それでも役者を目指してました」と答えており、気持ちは一貫していました。
芸能の世界への憧れは、中学生の頃からありました。2010年にドラマ『中学生日記』への出演が決まった際には、「実は『中学生日記』は中学生の頃から楽しみに見ていて、生徒役オーディションに応募しようかと思ったこともあるんです」と明かしています。
2021年のインタビューでも「もともと芸能界に入った理由が、「お芝居がしたいから」で、それは私の子どものころからの夢だったんです」と話しました。アイドルになること自体が目標だったのではなく、役者になるための入り口としてSKE48を選んだわけです。
資格の取れる高校に通いながら、夢のほうは自分の手で前倒しした形です。高校在学中のこの行動が、7年あまりのアイドル活動と、その後の俳優としての歩みにつながっていきました。
活動を続けるため高校が変わった
SKE48に合格したことで、高校生活は大きく変わりました。
松井さんはインタビューで、「アイドル活動を続けるにあたり高校は変わってしまったので、イレギュラーな道ではありました」と語っています。
どの学校からどの学校へ変わったのか、いつ変わったのかは明かされていません。分かっているのは、資格の取れる高校に入学し、アイドル活動を続けるなかで途中から別の高校になったという流れだけです。
活動の中身を見ると、その事情がうかがえます。SKE48は名古屋・栄の劇場を拠点にしたグループで、松井さんは1期生として松井珠理奈さんとともに人気を集めました。AKB48のシングル『10年桜』以降は、AKB48の選抜メンバーの常連にもなりました。
加入した当初の様子について、松井さんは2021年のインタビューで「そもそも最初からもう競争社会で、「ライブのステージに立てるコと立てないコがいる」みたいにふるいにかけられるところから始まって」と振り返りました。高校に通いながら、レッスンと競争の毎日が始まったことになります。
本人も2024年7月に発表したエッセイで、「高校生で今の仕事を始め、東京と名古屋を行き来するようになってから一人で新幹線に乗る機会が次第に増えていった」と書きました。高校生のうちから、東京での仕事が入るようになっていたわけです。
出身地は豊橋市、活動の拠点は名古屋、そして仕事は東京へも広がっていきました。同じ高校に通い続けるのが難しくなったとしても不思議はありません。
それでも、松井さんは高校を卒業しています。2018年7月、出演した映画の完成披露イベントで打ち明け話を求められ、「高校を卒業して9年になるんですが、まだ卒業証書を取りに行っていなくて…」と照れながら告白しました。
卒業はしたものの、証書は受け取りに行けていない。卒業の頃の忙しさがうかがえるエピソードです。両親との約束だった「無事に卒業」は、道のりを変えながらもきちんと果たされました。
大学へ進まず最終学歴は高卒
高校を卒業したあと、松井さんは大学には進学していません。これは本人がはっきり書いています。
2024年4月、東京新聞の人生相談で回答者を務めた回のことです。相談は「学歴コンプレックスを直したい」というもので、進学校を出たものの大学に進まなかった女性からの悩みでした。兄弟が高学歴で劣等感が強いけれど、自分が選んだ道に誇りを持ちたいという切実な内容です。
松井さんは回答の書き出しで、自分の最終学歴は高卒だと明かしました。
原文は「私は相談者さんが言うところの学歴がない人間です。最終学歴は高卒。」です。続けて「昔、週刊誌で芸能人の学歴ランキングなんて見出しとともに勝手にランク付けをされ、かなり低い順位をたたき出されました」と、過去の出来事にも触れました。
そのうえで、「偏差値が低くても優れている人はいるし、その逆もまたしかりです。数字で人を測るのはわかりやすいのかもしれませんが、私には違和感がありました」と考えを述べています。
さらに、自分の周りにはやりたいことにまっすぐ向かっている尊敬する人が多く、その多くは最終学歴が高卒だとも書きました。「彼らは自分の目指すべきことに全力で向き合っていて、その姿は格好良く、そして確かな結果を残し続けています」という一文もあります。回答の見出しは「自分に信頼される自分に」です。
この人生相談は会員向けの記事で、確認できたのは公開されている前半までです。それでも、学歴を数字で比べられた経験と、それに対する松井さんの考えははっきり読み取れます。
大学に進まなかった理由を、本人が詳しく語った記録は見つかりませんでした。ただ、もともとの目標は役者になることで、高校在学中からSKE48の活動が始まっていました。両親との約束どおり高校を卒業し、そのまま芸能の道に専念したとみられます。
校名や偏差値がインターネット上で話題にされ続けてきたことを、本人がどう受け止めてきたのか。それがうかがえる文章でもあります。
高校生に伝えた進路の考え方
松井さんは同じ人生相談で、高校生からの悩みにも答えています。
2024年5月の回は、将来の夢を決められないという高校2年生からの相談でした。部活動をせずにアルバイトをして父親を助けているという相談者に、松井さんはまず「その行動力はとても素晴らしいと思います」と声を掛けています。
続けて「目の前にある進路は大きく分けて二つではないでしょうか。高校を卒業した後、進学するのか、就職するのか」と整理したうえで、やりたいことの決め方について自分の経験を書きました。
そこで紹介したのが、学生時代に担任の先生から言われた「自分のやりたくないことを紙に書き出してみなさい」という言葉です。回答の見出しは「今は気負わず、興味を広げて」でした。
この先生の話は、2026年7月のインタビューでさらに詳しく語られました。小学校高学年の頃、進路について考える授業で、目標を決められずに困っているクラスメイトに向けて担任の先生が掛けた言葉だったそうです。
やりたくないこと以外は、全部やってもいいと思えること。その中で挑戦を続ければ、いつか本当に好きなことが見つかるかもしれない。先生はそう続けたといいます。松井さんは「この逆転の発想は今の私の原点にもなっています」と話しました。
ちなみに、当時の松井さんが「絶対にやりたくないこと」として書いたのは「集団行動」でした。それほど苦手だったのに、のちにアイドルグループに入る決断をしたのは自分でも不思議だと笑っています。
やりたいことがはっきりしていた松井さんは、資格の取れる高校に進むという条件を受け入れ、在学中に自分で履歴書を送り、高校が変わっても卒業までたどり着きました。進路に悩む高校生に向けた言葉には、そうした自分の高校時代の経験が重なっています。
学歴に悩む人には数字で人を測らない見方を示し、夢が決まらない高校生には気負わなくていいと伝える。どちらの回答も、校名や偏差値では語れない松井さんの高校時代があってこその言葉でした。
松井玲奈の高校まとめ
松井玲奈さんの高校について、分かっていることをまとめます。
- 高校の校名は、本人も所属事務所も公表していない
- 両親の条件は「資格を取れる高校に進学し、無事に卒業できたら芸能の道に進んでいい」だった
- 習字、珠算、情報処理、簿記など8つの資格を本人がブログで挙げている
- 高校では演劇部に入り、劇を作る側も経験した
- 本人は当時を「暗い高校生活」と振り返り、人とうまく話せなかったと明かしている
- 在学中に両親に内緒で履歴書を送り、2008年7月31日にSKE48のオーディションに合格した
- アイドル活動を続けるなかで、在学中に高校が変わった
- 高校は卒業しており、大学には進学していない(最終学歴は高卒)
夢のために条件を受け入れ、自分で動いてチャンスをつかんだ高校時代が、俳優・作家としての松井玲奈さんの土台になっています。これからの活躍にも注目です。

