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映画『すずめの戸締まり』や連続テレビ小説『あんぱん』で知られる女優の原菜乃華さん。2009年から活動する子役出身で、どんな子役時代を過ごしたのか気になる方も多いのではないでしょうか。
原菜乃華さんは幼い頃に読者モデルから活動を始め、映画『地獄でなぜ悪い』や『おはスタ』のおはガールなどで子役時代を過ごしました。
一方で本人は、オーディションに落ち続けた時期が長かったことも明かしています。
この記事では、原菜乃華さんの子役時代について、デビューのきっかけや出演作、本人の振り返りを整理します。
目次
原菜乃華の子役時代|デビューのきっかけと出演作
- 子役時代の基本情報
- ベビーカーでスカウトされた
- 子役時代の所属事務所
- 『地獄でなぜ悪い』の少女役
- 初の連ドラと『ピラメキーノ』
まずは、芸能界に入ったきっかけと、子役時代の主な出演作を見ていきます。
子役時代の基本情報
原菜乃華さんは2003年8月26日生まれ、東京都出身の女優です。所属事務所はトライストーン・エンタテイメントで、公式プロフィールには趣味がドラマ・映画鑑賞、特技が水泳と書かれています。
映画情報サイトのプロフィールによると、2009年にオーディションに合格し、子役として芸能活動を始めました。子役時代の歩みを、先に一覧にしておきます。
| 活動開始 | 2009年(読者モデルを経て事務所へ) |
| 映画初主演 | 短編『Lieland』(2011年製作) |
| 注目された映画 | 『地獄でなぜ悪い』(2013年公開) |
| 初の連続ドラマ | 『ビンタ!』(2014年) |
| おはガール | 2016年4月〜2017年9月 |
| 話題になったドラマ | 『朝が来る』(2016年) |
| 長編映画初主演 | 『はらはらなのか。』(2017年公開) |
表のとおり、原さんは小学生のうちから映画やドラマに出演していました。中学生の頃には、朝の子ども番組と連続ドラマ、主演映画が重なっています。
女優の仕事だけではありません。雑誌『キラピチ』の専属モデルも務めており、モデルと子役の両方で活動していました。2014年のインタビュー記事では、特技が「泣きの演技と水泳」と紹介されています。
活動を始めた頃のことを、本人は「物心ついた頃には、活動を始めていたという感じでしたね」と話しています。芸歴が15年ほどになると紹介された取材では、「前半戦の記憶がほぼないので、あまり実感もないんですけど(笑)」と笑っていました。
ドラマが好きな子供でもありました。小学生の頃のインタビューでは趣味をドラマ鑑賞だと話し、好きな作品のセリフを覚えて「全部の役を演じてみてます」と明かしています。
ただ、本人はこの時期を華やかな思い出としてだけ語っているわけではありません。オーディションに落ち続けた日々や、大人の求める「正解」を探していた自分についても、率直に話しています。
ここからは、芸能界に入ったきっかけから順に、その中身を詳しく見ていきます。
ベビーカーでスカウトされた
芸能界との最初の接点は、物心がつく前にありました。2014年のインタビューで原さんは「ベビーカーに乗っているころからスカウトされていたようなんですが、お母さんはまだ早いと思っていて」と話しています。
背中を押したのは、幼稚園の頃に見ていたアニメ『きらりん☆レボリューション』でした。主人公のアイドルに憧れた原さんが気持ちを伝えると、母親が「スカウトされたこともあるし、読者モデルから始めてみようか」と言ってくれたそうです。
原さんは「読者モデルからスタートして、お仕事が来るようになってから事務所に入りました」と振り返っています。
読者モデルの仕事は、最初からうまくいったわけではありません。「最初はひきつって笑えなかったんです」と明かし、子供向けのファッション誌『maria』に小学校へ上がる前まで出る中で、「どうしたらいい表情になるのか身に付けました」と語っています。
「撮られるのは大好きでした」とも話しており、鏡を見ながら、服に合うポーズを考えるような子供だったといいます。カメラの前に立つことを、早くから楽しんでいたことが分かります。
大人ばかりの現場については、「最初はすっごく緊張したし、知らない大人がたくさんいて怖いな、何をされるんだろうと思いました」と正直に語りました。それでも続けるうちに「ちっとも怖くなくて楽しくなりました」と感じるようになったそうです。
楽しくなったきっかけも、この雑誌の現場でした。メイクやスタイリストのスタッフ、ほかのモデルたちと話すうちに、初めて会った人ともやりとりができるようになったと振り返っています。
2017年の雑誌のインタビューでも、ベビーカーに乗っていたときにスカウトされ、幼い頃から子役や読者モデルのような活動をしていたと話しました。初めてできた夢がアイドルだったことは、大人になってからも変わらず語っており、「『きらりん☆レボリューション』というアニメの月島きらりちゃんが大好きで!」と話しています。
子役時代の所属事務所
映画情報サイトのプロフィールでは、原さんは2009年に「J-beansネットスカウトオーディション」に合格し、子役として活動を始めたと紹介されています。読者モデルを経て事務所に入ったという本人の話とも重なります。
転機は、小学1年生のときに主演した短編映画『Lieland』でした。片岡翔監督が2011年に製作した作品で、原さんは「たくさんセリフがある役をはじめていただいて、すごく楽しかったので、演技に興味を持つようになってきました」と語っています。
最初の夢はアイドルでしたが、この作品を境に、気持ちは演技へ向かっていきました。2017年のインタビューでも、この短編の主演をきっかけに「すごくお芝居がやりたい!」と強く思うようになったと話しています。
その後、原さんは研音へ移ります。きっかけについて本人は「私が『演技をもっとやりたい』と話したら、お母さんが調べて応募してくれました」と明かしました。
最終面接では思わぬ課題が出たそうです。「『この場で前屈をしてください』と言われて、予想していなかったので、びっくりしたことをよく覚えています」と振り返っています。当時は体が固く、その後は毎日ストレッチをするようになったとも話していました。
子役時代の原さんは、研音の「研音Next Generation」に所属していました。
2016年におはガールとして紹介された記事にも、この所属名が書かれています。研音へ移った年や離れた時期は、公式な発表としては確認できませんでした。
ただ、映画『無限ファンデーション』の大崎章監督は、出演が決まった頃の原さんについて「ちょうど事務所決まっていなくて、フリーだったんですよ」と番組で語っています。事務所に所属していない時期があったことになります。
現在の所属はトライストーン・エンタテイメントです。2025年のインタビューでは、憧れの人として「事務所の先輩の小栗旬さん」の名前を挙げました。
『地獄でなぜ悪い』の少女役
子役時代の代表作として名前が挙がるのが、2013年公開の映画『地獄でなぜ悪い』です。園子温監督の作品で、原さんは二階堂ふみさんが演じた武藤ミツコの子供時代を演じました。
役はオーディションで勝ち取ったものです。原さんは「園監督とは最終面接で会いました」と話しています。前日にCDが配られ、ダンスを覚えて踊る課題があり、「お母さんと一緒に何度も確認しましたが、大変でした」と振り返りました。
本番については「猛特訓した甲斐があり上手くやれました」と語っています。負けず嫌いかと聞かれると、「口には出さないけど、心の中で燃えてるタイプです」と答えました。
台本を初めて読んだときの印象は強烈だったようです。「台本に“血がドバー”っとか書いてあって衝撃が強かったです」と明かしています。
原さんは「私も目力は強く、二階堂ふみさんの幼少期に見えるように気を付けました」と役作りを語っています。
園監督からは細かい指示がなかったそうで、「自由にやっていいという感じだったので、本当に自由にやらせて頂きました」と話しました。撮影で忘れられない場面としては、「血糊の上を、腰にワイヤーを巻いて、ぴゅーっと滑った」ことを挙げています。
思い出に残っているセリフとして挙げたのは、ヤクザの親分に言い返す場面でした。「ふだんそんなことは言ったことがないし、セリフの意味がちょっとわからないところがありました」と明かし、「何回も練習していくうちに、違和感なくできるようになりました」と話しています。
この共演は、その後の目標にもつながりました。2017年のインタビューで原さんは、憧れの女優に二階堂さんの名前を挙げ、「二階堂さんの迫力のある演技を見て、すごく憧れました」と語っています。
『地獄でなぜ悪い』には、堤真一さんも出演していました。原さんは、のちにドラマで親子役を演じた堤さんについて、作品名には触れずに「約13年前、子役時代に共演させていただいていたんです」と明かしています。
初の連ドラと『ピラメキーノ』
所属事務所の公式プロフィールによると、原さんは2013年にTBSのドラマ『夫のカノジョ』に出演しました。翌2014年には、ドラマ『ビンタ!〜弁護士事務員ミノワが愛で解決します〜』で、主人公の妹・箕輪カナを演じました。
これが初めての連続ドラマで、役はオーディションで決まりました。原さんはカナについて「クールでドライでつっぱってるけど、本当は心の中はやさしい女の子です」と説明しています。
役作りには子供らしい工夫もありました。もんじゃ焼きを食べる場面の前日には、「家でもんじゃを作って、食べながら台本を読みました」と話しています。大人の俳優ばかりの現場については、「徐々に徐々に、慣れてきました」と語りました。
学校との両立は簡単ではなかったようです。当時は小学生で、「先日林間学校に行けなかったのはさすがに悲しかったです」と明かしました。一方で、友達については「『頑張って』とも言ってくれる」と語っています。
台本の覚え方にも、この頃ならではの話があります。どうしても覚えられない場面があったとき、歩きながらだと覚えられると知り、母親と夜の公園を歩きながら台本を読んだそうです。
2015年2月には、映画『ピラメキ子役恋ものがたり〜子役に憧れるすべての親子のために〜』が公開されました。子ども番組『ピラメキーノ』の人気コーナー「子役恋物語」を映画化した作品で、主演は鈴木福さんです。
原さんはこの映画で、主人公がひと目惚れする超人気子役スター・狭川由衣を演じました。公式プロフィールに載っているのは映画版で、テレビ番組のほうへの出演は確認できませんでした。
2015年には、ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』で登場人物の幼少期も演じました。
なお、インターネット上では『侍戦隊シンケンジャー』や『桜蘭高校ホスト部』への出演を挙げる記事も見られます。しかし、どちらも公式プロフィールには載っておらず、本人の発言や大手の報道でも出演を確認できませんでした。
原菜乃華の子役時代から女優へ|おはガールと本人の振り返り
- おはガールと『朝が来る』
- 主演映画『はらはらなのか。』
- オーディションに落ち続けた頃
- 「正解」を探した子役時代
- 主演級の女優への歩み
- 原菜乃華の子役時代まとめ
ここからは、おはガールを務めた頃から主演級の女優になるまでの歩みと、本人の振り返りを見ていきます。
おはガールと『朝が来る』
2016年4月、原さんはテレビ東京系の子ども向け番組『おはスタ』の「おはガール」に選ばれました。司会が山寺宏一さんから声優の小野友樹さんと花江夏樹さんに交代したタイミングで、おはガールの顔ぶれも一新されています。
『おはスタ』は、月曜から金曜の午前7時5分から生放送されていた情報バラエティー番組です。おはガールは、番組を盛り上げるアシスタント役でした。
メンバーは、みらいさん、さなさん、そして「なのか」こと原さんの3人でした。報道では、水泳と早口言葉が得意と紹介され、口上は「誰なのか!? 誰なのか!? なのかー!」だったそうです。
原さんは2016年4月から2017年9月まで、おはガールとして平日の朝の生放送に出演しました。
同じ2016年の6月には、東海テレビ・フジテレビ系の連続ドラマ『朝が来る』の放送が始まりました。辻村深月さんの小説が原作で、原さんは物語の鍵を握る片倉ひかりの中学時代を担当しています。
中学生で妊娠し、出産した子供を養子に出すという難しい役でした。第1話の放送後には、視聴者から「演技が泣ける」といった声が寄せられたと報じられています。
本人にとっても負担の大きい役だったようです。のちのインタビューでは、この役を演じたときのことを「いろいろ大変でした」と振り返りました。つらい境遇の役が多く、撮影が近づくたびにごはんを食べられなくなることも多かったと話しています。
朝は子供たちに向けて元気に情報を届け、夜のドラマでは重い役を演じる。この振れ幅も、当時の注目につながったようです。
モデルプレスは原さんを「現役おはガール」として取り上げ、「逸材」という言葉で紹介しました。記事では、「あの子、絶対注目でしょ」「逸材を見つけた!!」といった期待の声が寄せられていることも伝えています。
この頃も雑誌『キラピチ』の専属モデルは続けており、番組、ドラマ、モデルの3つを同時にこなしていたことになります。
主演映画『はらはらなのか。』
2016年6月には、長編映画の初主演も発表されました。酒井麻衣監督の『はらはらなのか。』で、原さんが「原ナノカ」という本人役を演じる作品です。
物語は、亡き母の面影を追いながら、さまざまな人との出会いを経て女優として成長していく少女を描いたものでした。原さんは発表時に「主演ということと酒井監督が私を題材にしてくださると知り、少しだけ緊張もありました」とコメントしています。
続けて「『どんな映画になるんだろう?』とワクワクしました」とも語っており、撮影を楽しみにしていた様子が伝わります。
酒井監督も「子どもだから見える魔法が解けて、少女へと変身する時、彼女は何を見るのでしょうか」とコメントを寄せました。子役から女優へ変わっていく時期の原さん自身を題材にした作品だったことが分かります。
同じ年の7月には、東京・新宿で開かれた映画祭の企画として、小学生の頃に主演した短編『Lieland』の上映とトークイベントも組まれました。
『はらはらなのか。』は2017年4月1日に公開されました。公開前の先行上映会には、共演の松井玲奈さんらと出席しています。
その場で原さんは、「映画を通して、何が何でも女優として活躍する!! という決心がつきました」と語りました。子役から女優へ進む気持ちを、はっきり言葉にした場面です。公開から半年後には、ブルーレイとDVDの発売も発表されました。
2017年には、映画『3月のライオン』で幸田香子の少女時代も演じました。当時の雑誌のインタビューでは、中学校の定期テストや提出物が増えて「ちょっと大変です」と話し、休んだ分のノートを友達にコピーさせてもらっていると明かしています。目標については「私も幅広い役を演じられるようになりたいです!」と語りました。
おはガール、連続ドラマ、主演映画が重なったこの時期は、子役時代の中でもとくに出演が続いた時期でした。ところが、この後に待っていたのは、思うように仕事が決まらない日々でした。
オーディションに落ち続けた頃
『Lieland』と『はらはらなのか。』が2年続けて公開された後、原さんの仕事は途切れがちになります。2025年に出演したテレビ番組では、仕事がなく、ドラマや映画を観られなくなった時期があったと明かしました。
オーディションについて、原さんは何度も同じ表現を使っています。「オーディションを100回受けても、100回落ちるみたいな感じだったので」。10代半ばの数年間は、とくにその状態が続いたそうです。
原さんは「死ぬほど受けて、全部といっていいくらい落ちてきました」と振り返っています。
学校が終わると、ほかの子が習い事へ行くような感覚でオーディションへ向かっていたといいます。「レッスンに行って、オーディションを受けては落ちての繰り返しで、お仕事はない、青春っぽい思い出も何もないんです」とも語りました。
仕事がない間は、「演技レッスンをずっと受けていました」と話しています。ほかの人の芝居を見る機会が多く、そこから学ぶことも多かったそうです。
つらさは、好きだったはずの映像作品にも及びました。「私は子役時代、オーディションを受けても落ち続けていた時期があり、俳優さんのお芝居を見るのがつらくなってしまったんです」と明かしています。その代わりに見るようになったのがアニメでした。
2020年公開の映画『罪の声』について、本人は「ちょうど自分の中で女優を続けていけるか考えていた頃で」と振り返っています。
高校時代には、進路でも悩みました。「芸能を続けるか、進学するか——どっちに進むのも地獄だって思っていました」と話し、最後は「“まだ可能性があるほう”に賭けたほうがいいかなって」と考えたそうです。
それでも辞めなかった理由について、原さんは「そもそも辞めるという選択肢が私の中に存在していなかった気がしますね」と語っています。高校を卒業するときには大学進学も悩んだうえで、「覚悟を決める意味で、退路を断ちました」と明かしました。
別のインタビューでは、「運動も勉強もできないけど、私には特技としてお芝居があるから」とも語っています。
「正解」を探した子役時代
子役時代の自分について、原さんは近年のインタビューで繰り返し「正解」という言葉を使っています。
2026年10月の朝日新聞の記事では、「自分がどうしたいかよりも、ちゃんとできてるかの正解を考えちゃうところ」と、役と自分の共通点を語りました。
続けて「大人の言うことを聞かなきゃって思いが強かったところが似てますね」とも話しています。幼い頃から動画に出ている役柄に、子役出身の自分を重ねた言葉でした。
リアルサウンドのインタビューでは、もう少し詳しく説明しています。「幼い頃は大人から『ちゃんとしてるね』『いい子だね』と褒められることがすごく嬉しくて、それが自分のアイデンティティになっていた部分は間違いなくありました」。
別の取材では「私には他の人に褒められることがお芝居くらいしかなかったんですよね」とも話しており、褒められることと演じることが強く結びついていたようです。
オーディションについても、「子役の感覚だと、『現場の大人が言った指示通りにきちっと動ける子』がオーディションに受かる印象だったんです」と振り返りました。
ところが思春期に入ると、それだけでは通用しないと気づいたといいます。「自分から何を持ってこられるか、個性や自分の強みで評価されるんだと分かってからは、『自分の必要とされる部分って何だろう?』とすごく悩んだ時期がありました」。
子役だった2014年のインタビューにも、同じ感覚が表れています。当時の原さんは、現場に慣れていく過程を「こうしたほうが喜んでくれるかなと考えられるようになって楽しくなりました」と話していました。
転機になったのは、考え方を変えたことでした。原さんは「『正解のお芝居』を求めすぎてしまうんですけど、やっぱりそれだと見てもらえないんだなと思うようになりました」と語っています。
そこから「多少その本筋とずれていてもいいから、記憶に残ることをしていこう」と考えるようになったそうです。そう思うようになってから、オーディションにも少しずつ受かるようになったと明かしました。
主演級の女優への歩み
流れを大きく変えたのは、2022年11月に公開されたアニメ映画『すずめの戸締まり』でした。原さんは1700人を超えるオーディションの中から、主人公・岩戸鈴芽の声に選ばれました。
つらい時期に見るようになったアニメが、ここで仕事につながったことになります。本人は「たくさん観ておいてよかったなって思いました」と話しています。
この作品で第18回声優アワードの新人声優賞を受賞し、2023年公開の映画『ミステリと言う勿れ』では第47回日本アカデミー賞の新人俳優賞も受けました。
2023年には大河ドラマ『どうする家康』に千姫役で出演しました。原さんは「小さい頃からNHKにはオーディションで何度も行きましたけど、スタジオに入れたのは『どうする家康』が初めて」と話しています。
主演作も増えていきます。2023年に『こむぎの満腹記』でテレビドラマ初主演を果たし、2024年公開の映画『恋わずらいのエリー』ではダブル主演、2025年公開の映画『見える子ちゃん』では主演を務めました。
2025年には連続テレビ小説『あんぱん』にも出演し、ORICON NEWSの「2025年 上半期ブレイク俳優ランキング(女性編)」で1位に選ばれました。
2026年4月に放送が始まった『るなしい』で連続ドラマ初主演を務め、同年10月4日に始まった『もうパパ!』では、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマで初めて主演に起用されました。
原さんは「オファーをいただけること自体が未だに信じられないですし、すごく嬉しいです」と語っています。
仕事がない状態が「人生の大半だった」と振り返る原さんにとって、指名で役が来る状況は特別なものなのでしょう。
成長した点としては、「気持ちの切り替えが圧倒的に早くなりました」と話しています。うまく演じられずに落ち込んで引きずることが多かった昔と比べて、反省して次に挑戦しようと切り替えられるようになったそうです。
そして、ここまでの歩みを振り返った言葉がこちらです。「本当に心から…辞めなくて良かった~っていう気持ちです」。
原菜乃華の子役時代まとめ
原菜乃華さんの子役時代について、分かっていることをまとめます。
- 2003年8月26日生まれ、東京都出身
- ベビーカーの頃にスカウトされ、読者モデルから活動を始めた
- 2009年にオーディションに合格し、子役として活動を開始
- 小学1年生で短編映画『Lieland』に主演し、演技に興味を持った
- 子役時代は研音の「研音Next Generation」に所属
- 2013年公開の映画『地獄でなぜ悪い』で二階堂ふみさんの子供時代を演じた
- 2016年4月から2017年9月まで『おはスタ』のおはガールを務めた
- 2016年のドラマ『朝が来る』、2017年公開の主演映画『はらはらなのか。』で注目された
- その後はオーディションに落ち続けた時期があり、本人は「正解」を探していたと振り返っている
- 『すずめの戸締まり』をきっかけに、主演作が続く女優になった
大人の求める「正解」を探していた子役時代と、落ち続けた日々が、今の原菜乃華さんの土台になっています。これからの活躍にも注目です。

